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加部商店について

加部商店の歴史

創業者 加部盛一

加部商店は今からさかのぼること85年前、昭和元年に初代・加部盛一が下駄問屋として浅草に創業したのが歴史のはじまりです。
当時は盛一の妻と二人三脚で精一杯努力した事でしょう。

その後日本は戦争に突入、初代は戦争に出兵する事に。
戦中は加部盛一の妻が銀座、浅草などで露天商として各地を点々とする日々を送りました。
当時は女性が露天商や商売を営む事は珍しく、周りから非難される事もあったようですが、厳しい商売環境の中でもめげずにたくさんの方へ下駄を届けていきました。女は強い!ですね。

やがて終戦を迎え、出兵から戻った盛一は浅草で再び商売を営む事になります。
当時は履物と言えば下駄が当たり前だった時代、そんな時代背景を背に加部商店は大きく成長します。
又、昭和28年には当時ではめずらしい株式会社の形態を取り、株式会社加部商店となりました。

二代目夫妻

その後二代目が草履・雪駄などの販売を始め、三代目は時代のニーズを読みサンダルや婦人靴までもを販売するようになりました。
こうして先代が築いた礎が今の加部商店を支えています。

新たに四代目となった加部智之も先代に負けず、新商品開発やインターネット販売への挑戦など、時代の流れに合った新たな和装履物への取り組みに日々精進しております。


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